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専門記者の競馬コラム (12/27)不敗神話が終わって…

サラブnet

だが、年間ベストレースと言えるようなジャパンCの死闘と、05年の3歳世代の対古馬での惨状を見て、筆者には「やはり回避すべきでなかった」という思いが強まってきた。

こりゃ無いんじゃないの。ってかあんた結果論ばっかじゃないの。
三冠に関して、

言葉はきついが「勝負づけの済んだ相手との再戦」の方が、無敗の金看板を長く掲げていられる。

ってのはわかる。だが、それがJRAの意思だったかは知らん。そうかもしれないし、もともと競馬において「三冠」とは特別な意味を持つから、陣営が本当にそれを狙ったというのも十分考えられることだろう。その辺どうなのよ。適当書いた?

場所がどこであれ、この馬は1日も早く、古馬と戦うべきだと筆者は考えていた。勝てば素晴らしいし、負けても挑んだ勇気は称賛される。

古馬との対戦の重要性はわかるよ。仏では菊花賞より前に凱旋門賞があるし、しかも3歳馬の成績もいいからその辺は普通、というのが恐らく浸透してるだろう。日本じゃ有馬の前になるとテレビで「でもディープインパクトはまだ若いんだろ」なんて無知なことを平気でいうやつとかいるから、そういう啓蒙の意味でさっさと決着つけてしまえってのはあるだろう。けど、それは日本の競馬の構造の問題で、つまり欧州じゃ10月にあるものが、日本だと12月にあるというだけ。まあ、ジャパンCもあるけど、グランプリは有馬。本気で有馬狙って何が悪いんだ? 有馬での決着じゃ遅すぎるのか?

その意味で、「競馬の公正を害する」と言ったヤボな批判を浴びせる気はないが、「スターづくり」という命題が、三冠という閉じた枠組みに回収されてしまったことの方が、今回の有馬記念の後味を苦いものにしたと思えてならない。

結果を素直に受け止めなよ。
ってことでまた適当書いてる気がするが、野元氏の言いたいことは、「ジャパンC出せよ」ってことなんだろうね。何でジャパンC出さなかったんだろう。そりゃジャパンCで負けちゃったら有馬が盛り上がらないでしょ。ってことを言いたいんだろうか。
でも、よくわからんのが、誰もがみんなディープインパクトが「絶対」有馬を勝つと思ってたのかってことだ。恐らく氏の落胆ぶりからすれば、そういう期待は大きかったのだろう。結構そういう人多そう。俺もそうか。その期待の大きさは「絶対」に近いものになっていた。しかしね、それは単純に決着をつけるのがジャパンC有馬記念か、という違いだけだったんだ、実際は。しかも結果を見ればありがたい事に負けた相手はジャパンC2着のハーツクライリンカーンに負けるよりマシだった。そういう風に考えれば非常にうまくまとまった有馬記念ではあったんじゃないの。