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ミーハーとか

http://hirotomi.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_c169.html
この辺見てて、「なんだ、ぐちぐち言ってるだけじゃん。きんも〜☆」っていうのはゆたゆたさんと同じ感想です。(ということは言ってなかったか) きんもい奴らをきんもいと言うこと自体が結構きんもい行為であるということは意識しといて損はない。まあ、そんのような粋じゃないことを敢えて言う必要はあるのかもしれない。それに、ゆたゆたさんの言う

競馬場でのお作法、馬券の面白さ、脇役の物語、血統の魅力それを教えてあげるのが先輩ファンのオトナの努めである。

って状況を具体的に想像できないんだよなあ。思い浮かんだことと言えば、ウェブで誰が読むのか分からないコラムを書き殴るとか、競馬を知らない女性に「馬券はこうやって買うんだよ。そして買った馬券をパンツに入れておくと当たる確立が飛躍的にアップするんだ」と言ってそのハズレ馬券を家に持ち帰って大切に保管するとかいうことぐらい。実際に見ず知らずのバカ騒ぎしてるやつ目の当たりにして「もうちょっと静かにしようぜ、兄弟。あと、君はディープインパクトとレディブロンドどっちが好き?」なんて言える人は少ないだろう。
苦言をする前に自分たちにできることと言えば、競馬場でそんなことを減らすような環境づくりかもしれない。ある程度フィーバーしちゃったらそういうのが出てくるのがむしろ自然な気もするし、ひしあまぐりさんが言ってるニュービギニングで歴史は繰り返すかというと、必ずしもそうはならないだろう。つまり、あなた方が目の当たりにした状況は特殊なものなのかもしれないという余地は残しておこうぜ、という前提で先程言った環境づくりの話になる。
もちろん、そのようなバカ騒ぎしてもよい雰囲気というのが、そのディープフリーク(仮)さんらによるものである、ということは考えられるだろう。ただ、前行ったテレトラックの汚さを見ると、なんだかそれら馬券の玄人さんたち自身がアンチソーシャルな空気を好んでいるように思えた。もちろん、みんながそうだとは言わないが。
つまり、何が言いたいのかというと、君は隣に座った汚いおっさんの食い捨てたフライドチキンを粋に処理できるか、ということだ。口で処理しろとは言わない。せめてゴミ箱まで持っていくぐらいの勇気が君にはあるのか。半径3m以内にあるゴミを誰にも気づかれずに処理する能力を君は持っているのか。
とまあ、全然「つまり」になっていないが、つまり、我々自身が粋に振舞っていればよいのであり、苦言を述べるような輩には全く粋を感じないのである。