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JRA賞の投票者なんて公開しなくていい

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=70345&log=20070109

 あといきなり話が飛びますが、そろそろ投票の非公開オプションは無くしてもいいんじゃないですかね? 

須田鷹雄氏が仰ってるが、投票者を公開したところでJRA賞1票フリークのいいネタになるだけなのですべて非公開でいい。
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20070111/K

個人的にはダートホースと障害馬に該当馬無し投票をした三宅アナには失望、というか氏に対する見方が少し変わりそう

とか、
http://baji.cocolog-nifty.com/okera/2007/01/post_9179.html

最後になるが、ロジック、フィフティーワナーテレジェニックなど、少数票ばかり投じたジャパンタイムスのバーバラ・バイヤー記者について。在日20年でアラン・ムンロの通訳を務めたこともあるというが、誰か記者投票の意味を知らせてあげる必要がありそうだ。

と嘆いておられる方々がいるけれど、JRAは彼らの弁解の余地を与えてるんだろうか。投票者内訳を公表してあとは各位に任せます、ってやり方が現状だ。JRAが300名近い記者たちにそういった場所を設けることはないだろうから、こんなものは単なる数字として見るに留めるべきである。たとえば「ダートはブルーコンコルドだろ。少なくとも、もっとアロンダイトと競っていてもいいはず」というように見るのが普通だ。そして、JRA賞など何の意味もないもの、と思うのだ。JRA賞のやり方そのものがJRA賞自体の格を落としているというのなら、それはJRA賞の問題でありJRA賞批判に繋がるべきものであるが、だからといって安易に各記者への批判はすべきでない。
しかし、そういった安易な批判へ繋がりやすいのも仕方のないことだろう。全投票者数が中途半端すぎるのだ。何故、有馬記念のファン投票におけるマイノリティが取り上げられることが少ないのかというと、もちろんそのほとんどが素人に過ぎないという点もあるだろうが、そんな細かいところまで見てらんない、というのが率直なところだろう。(逆に言えば、そういった部分まで見れるようなら一つのコンテンツとして成り立つだろう)。すなわち、母数が中途半端に人間が追える程度なのが、そういった安易な批判を引き起こしてる原因となっているのだ。であるから、マスコミ関係者すべてにそのような投票権を持たせればよい。
それには組織票が起こりやすいなどの弊害があるかもしれないし、やはり責任の所在は明らかにして欲しいということもあるだろう。であれば、10名前後が話し合いによって決定すればよい。それならJRAから選考理由を出さざるを得ないし、批判もしやすく、そしてある程度権威のあるものになろう。
今のJRA賞は多くの問題を抱えている。各投票者間で基準がぶれていることが毎年無駄な議論を呼び起こしている。より明確な基準を設けるか、でなければ投票者の数を調節しなければならないだろう。そして各記者を批判する側も、昨年書いたとおり、各記者が判明しているのであれば積極的に彼らに問いかけるべきなのである。