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募金集めにもコストがかかる

http://yosouka.net/cgi/mt/archives/000560.html

しかるに、これだけのアナウンスでお金を集めようなんて、「いくらかでも集まればラッキー程度なんだな」としか取れない人も多いのではないでしょうか。
これでは、「必死に頑張っている」と言われても全然そうは客観的に見えないのです。

高知競馬はあんなアナウンスで募金集まると思っているんだろうか。高知競馬からすればターゲットはファンかもしれないが、ファンからすればターゲットは高知競馬だけではない。もしかしたら、高知競馬に寄付できる金額をばんえい競馬やWikipediaユニセフに募金してしまうかもしれない。高知競馬には、自分たちに寄付することでファンがどのように得をするのか(もちろん物質的ではない)、ということを説明しなければ、その価値を認められないだろう。
この「説明する」ということが寄付には最も重要なのだが、どうも高知競馬はそうは思っていないらしい。寄付を募って潰れるってのはどういうことか。

義援金が集まらなかったら? それはイコール競馬ファンから潰れても良いという判断が下されたって事です。オグリキャップライデンリーダーの故郷として、どれだけの存在意義があったのか世に問うならば、結果はどう転ぶにせよ、一度でも義援金を募れば誰も文句を言えなかったはずです。

ということだ。それだけに、自分たちの活動(もしくは黒船賞)に社会的な意義があるということをアピールしていくのが最も重要なのだ。であるから、その説明することに、それ相応の犠牲を払う必要がある。努力なくして寄付金が集まるなんて、そんな甘いもんじゃない。