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JRAの事業

ディープインパク知のおクスリの件で一気に話題がそっちに持ってかれた感じだが、まあそんな変に騒ぐことでもないだろうと思う。慎重に情報を追っていけば、意図的なドーピングというよりは、陣営のミスである可能性が大きいようだし。もちろん、3着という結果が失格にになってしまうとすればそれは非常に残念なことだけど。
その前に、色々とトラセンの意義についてやってたけれど、その流れでid:momdoさんが書いてた言葉が非常に印象深かった。
http://d.hatena.ne.jp/momdo/20061018/p1

この膨大な馬券のための情報が、年間3兆円にも及ぶJRAの売り上げの一端を支えており、世界にも類を見ない大掛かりな金を馬券につぎ込ませるシステムがそこに完成してる、と。

馬券には情報が重要なキーとなるのだから、情報を提供することが競馬におけるマーケティングとなるということなんだろう。
JRAの情報提供のしくみをいまいち理解してないけど、たとえばJRA-VANJRAの関係で言えば、

売上
馬券 2,907,824
JRA-VAN 4,285

単純な構図だが、この二つの関係でのJRA-VANの比率は0.15%ほどしかない。ほとんど利用されてないということか。仮に、500円の競馬新聞の情報で1日に50000円使ったとしても、この比率より大きい。
この数値には様々な要因が絡んでくるだろうけど、馬券購入額と、競馬情報に使う額の比率をもうちょっとリアルな数字で知りたいところ。アンケートでもやればいいんだけど。