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デマゴーグ

http://b-squall.com/archives/2006/1021020218.php
で色々と挙げられてます。「ドーピングだ! 最低だな!」みたいなことを言っているようです。検出された薬についてはBrainSquallにまとめられているし、id:bosrasham:20061019:p1を参考にすると

あちらではどうも一般的に調教時には使う薬のようで使って抜けきる前にということでしょうか。

ということのようです。刃牙でいうところのジャック・ハンマーではないということみたいです。それを使ったところで筋肉ムキムキになって強くなるとか、そういった類の薬ではなくって、どっちかっていうと治療薬なのでしょう。まあ、その辺のことはよく分かりませんが、ヨーロッパじゃ馬に対する薬の使用についてかなり厳しいのかもしれません。ということもあって、「不幸にも禁止薬物が残ってしまった」という見方が有力のようです。
それに対するJRA理事長のコメント。
http://www.jra.go.jp/news/200610/101911.html

同馬の出走に際しては、競馬ファンの皆様をはじめ、多くの方々から応援をいただいたにもかかわらず、世界最高峰のレースとして栄誉ある凱旋門賞に汚点を残す結果となり、誠に残念でなりません。

この「汚点」という言葉に対して、多くの人の注目が集まっている模様です。
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これを、例えばベン・ジョンソンみたいな話にされたら競馬界全体の将来に関わるし、厩舎関係者からファンまでが理不尽な負担を強いられることになります。

例えれば、誰かの失火から不幸な火事が起きたと。それをみんなで必死に消そうとしているのに、てめえだけ油ぶっかけて逃げたようなもんでしょう。

ここで須田さんが言ってんのは、「薬を使うことで能力を無理に高めようとしたのか分からないのに、最初からそういった文脈で語るなよ」とか、「JRAの言い分じゃ、まるで倫理的に問題のある薬を使ったみたいじゃん」ってことでしょう。この理事長の少ない言葉じゃ色々取りようがありますけど、須田さんの危惧する受け止めかたがそこそこ広まってしまってるようです。
その須田さんの書いたことに対して。
薬物問題について - Megahorse

凱旋門賞という最高の舞台で結果的にアンフェアな戦いをしたディープインパクト陣営はけっしてほめられたものではないですし、JRAだってそれに苦言を呈するのはいたって普通じゃないでしょうか?

アンフェアかどうかは人それぞれで見解が違うかもしれませんが、検出されたものは能力を高めるような薬じゃないようなので、あのレースの結果というのはそのまま受け止めてもいいと思います。ただ、その後禁止薬物が検出されたためルールに従い失格処分、ということになるんでしょう。
山城守さんがこの件について、JRAの対応のまずさを書いてます。
そのまま、そのままっ!!: そんな謝罪では競馬が危ない

今回の一件に関するJRAの対応のまずさは、事実確認が不十分な段階にもかかわらず「汚点」というダーティーな表現でマイナスイメージを増幅させてしまった

ということは、日本の競馬に対して非常に大きな影響を与えるかもしれません。須田さんの危惧とはまさにこのことでしょう。
荒川久美子さんは、そのことについて意味不明だったんでしょうか。この「意味不明」という言葉についても色々取りようがあるので、なかなか難しいです。単純に須田さんの文章が何を書いているのか分からなかったのか、須田さんの意見が理解しがたいのかが分かりません。理事長の「汚点」コメントが必要以上にマイナスイメージを増幅させたのなら、私はあのコメントは理事長の大きな過失だと思います。
明日は府中マイルに注目!! - Megahorse

うむ、ディープインパクトの話はみんながみんな勝手なことを言っていて、何が真相か、どー受け止めるべきか、この爆発的なブームはいったいなんだったのか?を一度みんなが立ち止まって考える機会になってる気がしますな。ま、そのことは今度ボロカスに言うとして・・・特に須田鷹雄さんの意味不明発言にはやはりいつもどおりキモいと思ったわけですが。

真相を考えようと言いつつ、これが単なる誹謗中傷の類ならば、私はこの人を相手にしない方がいいのかもしれません。