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終わったと見てもいいか

結論も出たことだし。ひとつの区切りとしてまとめが必要な気がする。
http://jra.jp/news/200611/111610.html
JRAの発表でまとまっている。
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この辺もひとつの見解として。
私が見てきた限りのものを箇条書きにするとこうか。

原因

  • 調教後に咳が出た
  • 症状を抑えるためイプラトロピウムを投与
  • 投与の際、馬が暴れてマスクから薬品が噴霧
  • 馬房の敷料や乾草を交換しなかったため、そこからレース直前に摂取した可能性がある

陣営側の問題点

  • 調教師に投与された薬品についての的確な知識がなかった
    • 薬物が禁止されているということの認識が薄かったのではないか
  • 投与の際における事故についての情報が行き届いていなかった (そのような体制がなかった)
    • 少なくとも、現地獣医とすぐに相談していればこのような事態にはならなかっただろう

議論の混乱

  • 「ドーピング」
    • 禁止薬物という単語からそう連想されるのは仕方がないが、薬品について調べればそのようなイメージと違うことはわかる
  • JRA理事長「汚点」発言
    • もっと慎重に言葉を選ぶべきだった
  • 「公正競馬」

個人的な件

ひとつの疑問点があった。
http://zerowin.at.webry.info/200610/article_1.html

05年の北海道2歳優駿でのエイシンセイテンが進路妨害で降着、騎乗していた安藤騎手も後にJRAで改めて騎乗停止処分を受けている。開催主催者のコメントを待つと言いながら、先に国内ではお咎め無しのジャッジを下すのはダブル・ジャッジであり、ジャッジを下す権限があるのはフランスの主催者にあるのである。フランスの主催者を出し抜く行為なのではないか。

調べたところ、これは二重制裁には当たらないように思う。
http://keiba.radionikkei.jp/news/20051028K08.html

北海道地方競馬裁決委員より6日間(平成17年11月1日・2日・8日〜10日及び平成18年度第1回開催1日目)の騎乗停止処分を受けた。
これを受けJRAは、裁定委員会の議定により、安藤勝己騎手に対し、日本中央競馬会競馬施行規定第126条第17号に基づき、平成17年11月5日から平成17年11月13日まで(JRAの開催日で4日間)の騎乗停止処分を課すことを決定した。

今回も、フランス側で出走停止処分が出ていれば出走ができなかっただろうが、そうではないため出走に関して問題はないと思われる。
もうひとつ。
http://b-squall.com/archives/2006/1021020218.php
本件が国内で大きく報道されたため、競馬ファンの中では一番の関心ごととなっただろう。「ディープインパクト禁止薬物検出が教えてくれること」。これは競馬blog界隈ではひとつの転機となっただろう。このblogは信頼できるかどうか、というひとつの評価が出た。
あとMegahorseの荒川久美子さんとのやりとり。
この辺 > http://d.hatena.ne.jp/arikui/20061024#1161620471
このタイプのコミュニケーションは光ってるlogのほうでも何度かやっている。これがblog的だと勝手に思ってるけど……、まあいいか。