時間がないはずなのに録画した映画を見た

Amazon.co.jp： ロボコン: DVD: 古厩智之,長澤まさみ,小栗旬,伊藤淳史,塚本高史,鈴木一真
なんか凄かった。青春映画という割には全然劇的ではなくて、淡々と話が進んでいってた。全国大会のあたりは試合が進むにつれて盛り上がってはいたが、全体としてはかなりゆるい映画。
俺は爆笑しながら見てたけど、後から考えてみてどこが笑いどころなのか具体的に分からない。というか荒川良々がちょっと格好いいこと言ったりとか反則的に笑わせてる感じがする。そもそも10代の女子が部品作ってる映像ってのはどことなくシュールでなんか笑ってしまう。
スポ根ものの青春映画と比べて非常に淡々としてるけど、まあ実際の理系の青春っていうのは、もっと地味なものな気がしなくもない。そういう意味で、その地味さを活かしつつちゃんと映画として楽しめるってのは結構評価できるんじゃなかろうか。ちょっと色の違う青春映画としても、理系のための青春映画としても見れるかもしれない。あと、NHKが放送できる数少ない最近の日本映画、みたいな異色性も。
なんか調べてたら舞台の高専っていうのは去年の夏の殺人現場なんですね。
山口女子高専生殺害事件 - Wikipedia